インドネシアのクレジットカード事情
要点
1. インドネシアでのクレジットカードの利用について
2. クレジットカードの作り方
3. クレジットカード利用の際の留意点
1. インドネシアでのクレジットカードの利用について
インドネシアはアジア諸国の中でも銀行口座を持っている人の少ない国のトップ3に入ります。(銀行口座所有36%・内1%がクレジットカード所有)現地はVisa, Master Cardの加盟店が多く、大抵のスーパーやデパートで利用することが可能です。ただ、その他の日系カード(JCBなど)は大きなモールや日系の店舗では利用することが可能ですが、その他で利用できる場所は多くありません。小売店やレストランなどは現金のみの支払いが多いので、現金は持っておくようにしましょう。
また、クレジットカードでショッピングすると割引特典がつく場合も有ります。
特に、JCBは大きなモールやデパートなど、利用できる場所は限られていますが、日系レストランや居酒屋、日本食スーパー、ゴルフ場などと提携しているため、5~40%の割引があり、日本人在住者に人気があります。
2. クレジットカードの作り方
インドネシアでクレジットカードが作れるのは、一時居住証明(KITAS)の保持者のみです。
銀行の中には現地在住の日本人向けにJAPAN DESKを設け、日本語でクレジットカードを発行できるサポートをしている銀行も有ります。また利用代金決済に使うルピア口座の日本語での開設サポートがある銀行も有ります。HP等で事前にチェックしましょう。
インドネシアで口座を開設する場合の必要書類(一般)
・パスポート
・KITAS
・申請書(手続き時に記入)
申請書には記入項目が多く、インドネシア人の連絡先を聞かれることも有ります。
現地インドネシア人に付き添いをお願いすると手続きがスムーズになります。
ATMは引き出しと預け入れで手続きを行う機械が変わります。注意して下さい。
クレジットカードを作る際の必要書類(一般)
・パスポート
・KITAS
・現地の所得証明(給与明細など)
・納税者番号(NPWP)
その他(提示を求められる場合有)
・銀行の明細書
・住居証明になる書類等
3.クレジットカード利用についての留意事項
クレジットカードによりキャッシング機能の上限額が各銀行で異なりますが、一般的にカードの使用上限額は銀行口座残高の40%~60%です。