インドネシアの買い物事情
要点
1. インドネシアでの買い物の注意点
2. インドネシアでのスーパーマーケットの買い物の注意点
3. インドネシアの市場での買い物の注意点
1. インドネシアでの買い物の注意点
インドネシアではニーズに応じて様々なショッピングセンターがあります。
モール :ブランドの洋服や高級な食事
スーパーマーケット :日用品(日本人向けに商品をそろえたスーパーも)
コンビニ :日用品
パサール :生鮮食品(肉、魚、野菜、果物等)
その他、市場の中にはワルンとよばれる、お惣菜を買ってその場で食べることが出来る屋台(簡易食堂)や、タバコやおやつなどを売っている簡易販売所(店舗型、移動式)等もあります。
東南アジア最大の繊維製品市場となっているタナ・アバン市場(Pasar Tanah Abang)もあります。ノーブランドの洋服の問屋ですが1着からでも買う事ができ、また値段も比較的安く購入することが可能です。
品質面で日本製のラップや日本米、インドネシアで買うと2~3倍の値段になる日本料理の調味料は現地より日本でそろえていったほうが良いです。
2. インドネシアのスーパーマーケットでの買い物の注意点
大きなスーパー(HYPERMARTやGIANTなど)では、万引き対策のため、買い物や手荷物などを預けてロッカーにいれる必要があります。持ち込みが可能なのは小さいバッグ(貴重品)のみです。
クリスマスやレバラン(イスラム教の断食明けの祝い)といった大きな祝祭に向けた大セールが必ず実施されます。
賞味期限の確認を行う際は、製造年月日と賞味期限の見間違いに注意しましょう。
表記方法は以下の通りです。
製造年月日:PROD:DD.MM.YY 賞味期限:EXP:DD.MM.YY
インドネシア人は並んでいると平気で列に横入りしてくるので、なるべく並ぶときは前の人との間隔を開けすぎないようにしておくと良いでしょう。
3. インドネシアの市場での買い物の注意点
インドネシアでは2種類の市場があり、従来の伝統的な市場(パサールトラディショナル)と近代的な市場(パサールモダーン)があります。パサールトラディショナルの方が物を安く手に入れることができる一方、独特の臭いと環境の整備が整っていない場所が多く、居心地が悪いこともあり、パサールトラディショナルのイメージはインドネシア人から見てもあまりよくないようです。一方パサールモダーンは、売り場の環境も整えられており、外国人にとってより快適に買い物が出来るパサールであると言えます。都会では、ほとんどのパサールトラディショナルがパサールモダーン(室内)に進化しつつありますが、田舎ではまだパサールトラディショナルしかありません。
価格が決まっているスーパーマーケットと違い、インドネシアのパサールでは定価が有りません。そのため、品物の値段を交渉することが可能です。しかし、外国人を見ると相場より高い値段を定時される場合がある為、注意が必要です。
基本的にインドネシアで収穫された食材がパサールに入荷されます。そのためスーパーで売られている商品と比べると値段は安く、税金も掛かりません。
パサールで働く高齢の方は、ほとんど英語が分かりません。そのため、インドネシア語の数字を覚える、もしくは電卓を持参し値段交渉に臨むとスムーズに買い物が出来ます。
食料を求める飲食業の方々を対象にしているので、パサールは午前4時から営業するのが一般的です。昼過ぎ頃、品物が無くなり次第販売を終了する店舗が多くみられます。
細かいお金を準備しましょう。大きなお金で買い物をすると、お釣りがないと言われることもしばしばあります。5,000ルピア、10,000ルピア、20,000ルピアなどの小額紙幣を用意しておくと安心して買い物をすることができます。
パサールでは同じものを売っている店舗が多くあります。それぞれの売り手に値段を聞き、一番安い店舗で買い物をするとお得に買い物をすることができます。